成功する看護師の履歴書の書き方とは?

履歴書

看護師の転職の際に避けて通れないのが、履歴書の提出です。面接前に病院へ送り、履歴書の内容によって面接に進むことができるかが決まります。面接に自信がある方でも、履歴書の内容がイマイチなら面接にすら進むことができないのです。履歴書はあなたの分身とも言われていますが、実は書き方があるのをご存知でしたか?この記事を読んで、採用者に「会いたい」と思ってもらえる履歴書を書きましょう!

看護師の転職は履歴書で第一印象が決まる

先ほどもお伝えしたように、履歴書はあなたの分身です。採用者は履歴書に目を通して、「あなたがどのような人間であるか」をある程度想定してから面接に臨みます。文字だからと言って甘く見てはいけません。正しい書き方をご紹介する前に、履歴書で落ちる方の特徴をご紹介します。

履歴書で落ちる人の特徴とは?

現在看護師の人材不足のため、多くの医療機関は履歴書で不採用を出すことは滅多にありません。裏を返せば、履歴書で不採用になる方には明確な特徴があるのです。それは、社会人としての常識がかけている書き方です。具体的に誤字脱字が多い履歴書として不適切な証明写真前職のネガティブな退職理由などが記入されている場合です。いくらそれ以外の内容が良くても、マイナス評価に繋がる点が見受けられた場合、面接に進むことなく不採用になることが多いです。

「問題のない履歴書」よりも「魅力的な履歴書」

履歴書には、「問題のない履歴書」「魅力的な履歴書」「不採用になる履歴書」の3つに分類されます。「不採用になる履歴書」は先ほどご紹介したような社会人としての常識がかけている書き方ですが、それ以外はどのような履歴書なのでしょうか?

「問題のない履歴書」では履歴書は成功しにくい

「問題のない履歴書」とは、必要事項に誤字脱字がなく、自己PRや志望動機にも大きな問題がない履歴書のことです。平均的な履歴書が「問題のない履歴書」と言われています。しかし、問題のない履歴書でも、応募者の殺到している病院転職者自身の転職回数が多いブランクがあるなどのケースでは不採用になることがあります。
つまり、このようなケースで転職活動を行っている看護師の方は、「魅力的な履歴書」を作成する必要があります。以下では、項目ごとに魅力的な履歴書の書き方をご紹介します。

項目別!履歴書の魅力的な書き方とは?

履歴書の書き方① 日付

日付は提出する日付を記入します。日付を記入する際に多い間違いは書いた日付書いた日付を記入することです。郵送の場合はポストに投函する日付を、面接の際に提出する場合は面接日を記入しましょう。

履歴書の書き方② 氏名・ふりがな

氏名ははっきりと大きく丁寧に記入しましょう。氏名は採用者の最初に目に止まる部分でもあります。ふりがなは、履歴書に「ふりがな」と記載されていたらひらがなで、「フリガナ」と記載されていたらカタカナで記入しましょう。

履歴書の書き方③ 学歴と職歴

学歴を職歴はまとめて記入し、職歴の最後に「以上」と記入しましょう。高校は「高等学校」と略さずに記入します。退職の際は、病院名などは書かず、「一身上の都合により退職」と簡潔に書きましょう。もちろん面接では退職理由など質問されることもあるため、応えられるようにしておいてくださいね。看護師の方で多い転職の理由はこちらの記事をご参考ください。⇒看護師が転職に踏み切る理由とは?

学歴・職歴(格別にまとめてかく)
学歴
平成× 3 東京都立○○中学校 卒業
平成× 4 東京都立○○高等学校 入学
平成× 3 東京都立○○高等学校 卒業
※ひとマス空ける
職歴
平成× 4 ○○総合病院 内科 入職
平成× 11 一身上の都合により退職
以上

履歴書の書き方④ 資格

仕事に関する資格以外は記入する必要はありません。現在勉強中で今後の取得予定のある資格に関しては取得見込みと記入しておきましょう。

履歴書の書き方⑤ 志望動機

履歴書を作成する上で悩む項目の1つが志望動機です。志望動機は書きたいことを羅列するだけでは相手に伝えたいことが伝わりません。志望動機はストーリー性を持って説明しましょう。ストーリー性のある説明は相手にわかりやすく内容を伝えることができます。

「その病院に興味を持った理由」
「これまでご自身が頑張ったエピソード」
「志望する病院でこんな仕事をしたい」

上記の3項目を、ストーリー性を持って説明できると、説得力のある志望動機をつくることができます。

履歴書の書き方⑥ 趣味・特技

趣味や特技は面接の話題のネタとして利用することができます。少しユーモアも交えつつ、あなたの人生観や普段の生活についてアピールするチャンスです。

履歴書の書き方⑦ 長所・短所

長所は志望する病院を意識して、どのようなキャラクターが求められているのかをイメージしながら書くと効果的です。それでもご自身の良いと思ったところをしっかりとアピールできる内容にしましょう。短所は、逆に言うと長所にも成り得るような内容であれば好印象です。「コミュニケーションが苦手」など、明らかに業務に支障をきたすような短所は避けるのが得策です。